AZ-GTiで遊ぶ(8) 導入精度が悪かったのは三脚ねじが緩んでいたから?

久しぶりにAZ-GTiで遊ぼうと、一式持って屋上に上がった。今回は古いビクセンの反射鏡筒「スーパーポラリスR150S」の修理が終わったので、載せてみようと思ったのだ。

R150Sは名前のとおりビクセンSP赤道儀と一緒に販売されていたものと思われる(SPはスーパーポラリスの意味)。ただ、私はその頃ビクセンの製品に興味はなかったようで、まったく記憶にない。そういえば友人がこれの13cmをGP赤道儀と一緒に買っていたので、GPの時代まで販売されていたのか。

私が入手したのはもちろん中古、しかもジャンク状態のもの。いつだったかはすでに忘れたが、5,6年前だったような気がするから10年近く前だな。接眼部は特徴的なスライド式だが、そこが壊れていた。最近部品を入手して、やっと修理したのだった。
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前置きが長くなったが、これを載せようと考えたのは重量がAZ-GTi搭載限界いっぱいの5kgだったからだ。ケンコーのSE150Nはこれより1kgくらい重いし、鏡筒も太い。ファインダーもケンコーは5cmなので重い。

で、重い鏡筒を載せるのでバランスウェイトをつけてみた。シャフトはホームセンターで買ったM12ボルト、ウェイトはスカイメモRSのを流用。他のは穴の直径が大きすぎたり小さかったり。スカイメモRSのも少し大きいが、許容範囲だ。シャフトのボルトは一番長いので13cmしか売ってなかったが、少し短い。ねじを奥まで入れたらバランスウェイトが本体に干渉する。シャフトはせめて15cmは欲しい。
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で、ウェイトをつけて揺らしてみたらぐらぐらだ。調べてみたら三脚のねじが緩んでいた。もしかしたら送られてきた時からこの状態だったかも。とりあえす六角レンチで締めたら、その後の挿入精度が良くなった。いや今までが悪すぎたので、普通になったといった方がいい。
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で、R150Sを載せたら、バランスウェイトの効果と三脚ねじ締めの効果か、導入精度もそこそこいいし、使っていて楽しい。光害地なので15cmでは星雲などはしょぼいが、ぎょしゃ座の散開星団はみっつとも個性が違うのもよくわかるし、二重星も見て楽しい。

導入は最悪でもファインダー内に入るし半分以上はちゃんとPL25mmの30倍の視野の中に入ってくる。ウェイトなしでの導入実験はやってないが、これだけ大きい鏡筒になると導入精度への影響もありそうなので、ウェイト必須だと思う。

この組み合わせならスーツケースにも全部入るし、旅行に持っていくことも可能だと思う。軽いので重量制限も関係なさそうだ。



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# by anettait | 2018-11-13 00:00 | 自動導入機 | Comments(0)  

明けの明星、夕方の細い月と水星

今朝は珍しく早起きしたので明けの明星を撮影した。薄雲がソフトフィルターの役目をして大きく写った。金星の上に見える小さな星はおとめ座のスピカ。
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三脚を使わなかったのでブレ写真を大量に撮ってしまった。さすがにこの条件ではレンズ内、ボディ内の両方に手振れ補正が付いていても無理だ。いや、タムロンとソニーの相性が悪いのか、相乗効果はなさそうな気がした。これは継続調査すべきだな。

夕方は新月直後の細い月が見えるのがわかっていたので雲が多いものの撮影してみた。前景がひどいが、自宅から撮影するとこんなものだ。天気予報は曇りだったので、撮影できただけでも良しとしよう。
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そういえば東方最大離角を過ぎたばかりの水星が出ているはずなので、とりあえず撮影。位置を確認していなかったので眼視(双眼鏡)では確認できなかったが、地平線近くにかろうじて写っていた。
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それにしてもCMOS上のゴミがひどい。そういえばまだ買ってから1回も掃除してなかったな。明日掃除しよう。

水星は明日天気が良ければ双眼鏡で確認したい。

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# by anettait | 2018-11-09 21:32 | 星の風景 | Comments(0)  

オーストラリアでは夜中でも黄道光が写るみたいだ

オーストラリアで撮影した画像をチェックしていたら、丸見えコテージの庭で撮影したものに見慣れないものが写っているのに気がついた。22時過ぎに撮影した画像に、東西方向に光の帯が写っているのだ。1コマだけでなく、その時の全天画像全部に。
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最初は光害かとも思ったが、付近にそんなに光害の元となるものはない。
で、次に思いついたのが黄道光。ちょうど火星がその中にあるし、間違いなさそう。ステラナビゲータ10(火星記念に買った)で黄道を表示させてみた。下の画像の黄色の線が黄道だ。画像の上が西、左が南。上の画像もだいたい合わせてある。
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そういえば対日照というのもあったな。一番上の画像の、黄道が少し明るくなっている右上の部分がたぶん対日照だろう。似たような明るさだからわかりにくいけど。

前日に別の場所で撮影した画像にもうっすら写っていた。
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こちらはカメラが古くて高感度性能が見劣りするので、感度を下げて撮影していた。だから画像処理でかなり持ち上げてある。透明度はこちらの方が良く、星もこちらがよく見えていたためか対日照はこの画像の方がわかりやすい。

眼視でもっとしっかり見ていればよかった。次回はちゃんと見てこよう。

今まで何度かオーストラリアに行っていて夜中の黄道光に気がつかなかったのは、たぶん天の川ばかり見ていたからだと思う。ゴールデンウィークは天の川が深夜に天頂付近に上り、それは見事なものだから。その時は夕方明け方の黄道光はちゃんと見たんだけど。


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# by anettait | 2018-11-07 22:27 | オーストラリア星旅 | Comments(0)  

60cmドブソニアン自作記(197) オリオン大星雲の季節が来た

夜が涼しくなり、今年もオリオン大星雲の季節がやってきた。ということで60cmドブソニアンを出してみた。
火星撮影を始めてからまったくドブソニアンを出してないので、実に半年ぶり以上になる。記事上では8か月経過。
でも組み立てたまま台車に乗せて部屋の中にずっと置いてあるので、すぐに屋上に出せる。
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24時を過ぎて近所の看板類が消えたので、オリオン大星雲を撮影してみた。
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光害がひどすぎて眼視でもあまり見えない。去年はもっと見えたような気がするんだが。撮影してもろくに写らない。なんだか美しくない。オーストラリアで見た強烈な印象があるので、自宅では60cmで見てもしょぼい。

また、一見光軸は合っているようだが、非点収差がある。いや非点収差がひどい。おそらく鏡筒がまっすぐになってない。
あるいは接眼部の問題か。これは1回ばらして組み直してみるか。

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# by anettait | 2018-11-06 21:33 | 超大口径ドブソニアン | Comments(0)  

SONY α7ⅢはHαが写りやすいかも(当社比)

オーストラリアに行く直前、ソニーの最新型ミラーレスα7Ⅲを買った。このカメラで写さねばとか、特に目的があったわけではないが、α7sⅢがなかなか出てこないもので、つい。
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大きさ比較のためにバナナを並べてみたが、バナナを早く食べなければ傷んでしまうという写真になってしまった。
相変わらずフルサイズ用の純正レンズは持ってない。マウントアダプターでキャノンかシグマレンズを使っている。

さてオーストラリアで流星狙いでオリオン座付近を撮影していたら、何となく赤いものが写っていた。
下は撮って出し(加工なし、リサイズのみ)の画像。20秒露出の固定撮影。絞り開放なので周辺減光が目立つ。
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ステライメージ8で赤を思い切り強調してみたら、下の画像になった。
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バーナードループ、バラ星雲などオリオン座付近のHα領域が写っている。オリオン座の左側に写っている広い赤い領域だが、こんなにHαの星雲があるのか、または別の何かが写っているのかは知識不足でわからない。この方向のさらに左側には町もあるので、人工の光が影響している可能性がなくもない。

他の画像は露出不足でろくなものが写ってないのが残念だ。今度、どのくらい赤い星雲が写るのか、空の暗い場所で検証してみよう。確かα7sはこんなに赤は写らなかったような気がするんだが、あまり気にしたことはなかったな。いつも2秒とかの短時間露出だったし。APS-Cのα6500ではまともに星の撮影はしていないし。それも合わせて検証したい。

タイトルの「写りやすい」だが、赤い星雲の写りで定評のあるフジのカメラは持ってないので、比較してない。改造カメラとはレベルが違うが、私の使っているカメラ(主にキャノンEOSとソニーα)の中でという意味だ。

実はロケーション(オーストラリアの透明度)によるもの、なんて結論が出たらいやだな。とりあえず晴れを待とう。今も外は雨だし。


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# by anettait | 2018-11-04 13:14 | カメラ関係 | Comments(0)