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SkyWatcher130PDSを旅行用に検討してみる

前回のZINGARO8はちょっと重いし撮影には使えなさそうだったので、今度はSkyWatcherの13cm反射鏡筒を検討してみた。かなり前に買ったのでよく覚えていないが、機種名は販売店シュミットのHPにある130PDSだと思う。
スペックは口径130mmF5(焦点距離650mm)と今まで検討していた機種よりはちょっと小さめだが、スーツケースに十分入る大きさなのがいい。
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シュミットのHPによると眼視よりは撮影を意識した設計のようで、斜鏡の中央遮蔽率が30%を超える。接眼部がとても立派で、マイクロフォーカスも標準装備。これは期待できる。

しかし設置の時はかなり晴れていたが、光軸を調整している間にどん曇りになってしまった。木星を眼視でちょっとだけ見たが、雲ごしなので何とも言えない。
SkyWatcher130PDSを旅行用に検討してみる_a0095470_10281008.jpg
コマコレクターもオプションで出ているので、撮影時のピント位置などは問題ないと思う。今回それを確認しようと思ったが曇ってダメだった。

しかしこれを旅行用に使うにはちょっと問題がある。重量を計ると4.5㎏あって、口径20cmのZINGARO8と1㎏も変わらない。撮影を考えないのであれば、1㎏440円の追加料金を払って口径が7cm大きいZINGARO8を持って行った方が楽しめそう。

ということでこれは保留だな。ZINGARO8でF5コマコレクターが使えるなら、ZINGARO8でいいんじゃないかとも思う。撮影を中心に考えるならこの13cmがいいが、眼視では口径が小さいなと思ってしまう。検討は続く。

# by anettait | 2026-04-12 10:52 | 旅行用望遠鏡 | Comments(0)

 

ZINGARO8に補強材を付けてみる

離島に持っていく望遠鏡を検討しているところだが、なかなかいいものがない。そこそこ口径があって、直焦点撮影ができて、軽くてスーツケースに入るもの。口径は20cm以上がいいが、国内線は重量制限が20㎏までというのがつらい。JALは追加料金が1㎏あたり440円というのもなかなか厳しい。

分解出来て軽いという条件に合うものにZINGARO8があるのは前からわかっていたが、カメラを付けたらその重みでトップリングが傾くので候補から除外していた。

しかし重量は5㎏なので、前回検討したなんちゃってR200SSよりも同じ口径で2㎏軽い。だから補強材を付ければトップリングはなんとかなるかもしれないと考えて、やってみた。
ZINGARO8に補強材を付けてみる_a0095470_00353556.jpg
うまい具合にトップリングには向きを変える時に使うネジ穴が開いていて、主鏡セルというか底板にも収納時にネジを通す穴が開いている。それを利用して、本体には無加工で補強用の棒を付けてみた。

これでカメラを付けてもトップリングが傾くのは緩和されるだろう。できれば左右両側につけたいところだが、今回はお試しなので片方だけ。
せっかくなので木星を撮影してみた。直焦点で何か撮影したかったが、雲も多いし別の問題もあったので、それは後で。
ZINGARO8に補強材を付けてみる_a0095470_00354013.jpg
まともに光軸も合わせてないが、たぶん前回使った時に合わせてあったのだろう、木星がそこそこ撮れた。高倍率性能はかなりいい。

ところで直焦点撮影が出来なかったのは、迷光がひどいというか、遮光を何もしていないのでまともに撮影できなかったのだ。
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上の画像のように、隣の公園のLED街灯の光が邪魔をして、中心に木星が写っているのがわかるだけだ。この画像はソニーのミラーレスデジカメα7sⅢで撮影したのだが、ピント位置の確認が出来ただけだった。

迷光は遮光布などを付ければ解決するが、実はもうひとつ大きな問題がある。コマコレクターだ。
F4になるはずの0.7倍コマコレクターを使おうとしたら、なんと接眼部に最後まで入れることができない。接眼部の回転ヘリコイドの取り付け部分が2インチより微妙に狭くなっていて、現状ではどうやってもピントが出ない。
ZINGAROシリーズはトップリングの取り付け位置を前後に移動できるが、一番短くしてもピントは出なかった。

画像は載せてないが、F5直焦点ではフルサイズだと周辺でコマ収差が出るのは確認済み。普通のF5用コマコレクターではピントがどうなのか確認していないが、できればF4で撮影したい。

さてどうしたものか。離島に持っていく最有力候補だっただけに、ダメージは大きい。まあZINGAROは眼視用望遠鏡だから、撮影のことは考えられてないはずなので仕方ないけど。接眼部は回転ヘリコイドなのでピント合わせで構図が変わるし、斜鏡も小さいし。斜鏡が小さいので惑星がよく見えるのだけど、直焦点向きではない。

# by anettait | 2026-04-11 01:09 | 旅行用望遠鏡 | Comments(0)

 

赤い彗星っぽいものを捉える

今朝早起きしてパンスターズ彗星を探していたら、デジカメで赤い彗星っぽいものを捉えた。
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まあこれは飛行機雲だ。ほんのり赤いが、3倍速くなかったからガンダム関係ではなさそう。赤いのは朝焼けの光を浴びているからか。
彗星を撮影中に写野を横切るので、ついつい追いかけて撮影してしまった。

パンスターズ彗星と一緒に写ったコマがこれ。
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飛行機雲は彗星よりもよっぽど目立つし、彗星っぽく見えなくもない。彗星を紹介するサイトに「見間違えやすいもの」として「飛行機雲」が挙げられている理由がよくわかる。

彗星も流星のように、夜空を横切ってみるみるうちに移動していくものだと思っている人はまだいるかもしれない。知り合いがそう誤解しているのをかなり前に聞いたことがある。

特に夜明け前だと空がまだ暗いのに、飛行機雲は高いところを飛んでいて薄明の光に照らされて見えやすいから目立つ。飛行機雲になじみがないと間違えそうだ。

ところで今回の目的、パンスターズ彗星の画像はこれ。トリミングしてあるが、それでも小さくてわかりにくい。緑色なのが彗星っぽくていい。
うっすらとしっぽがあるような気がするが、しっぽを写すにはもっと焦点距離が長くないと無理そう。それに空のいい場所でしっかり露出をかけなくては。
赤い彗星っぽいものを捉える_a0095470_15543321.jpg
7cm10倍双眼鏡ではまったく見えなかった。デジカメでペガスス座付近を撮影し拡大してやっと見つけた。デジカメのモニターでは、恒星と彗星ははっきり区別できたのでこの方法はかなり有効だと思う。

下限前の月と地上の光害のせいで、眼視で探すのは自宅屋上からでは無理だろうなと思ったが、やっぱり無理だった。それにしても彗星は期待したよりかなり小さかった。
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日の出少し前に、また飛行機雲が現れた。たぶん飛行機雲が出やすい気象条件だったのだろう。画像をクリックすると拡大するので、確認できると思う。

# by anettait | 2026-04-09 16:45 | 彗星 | Comments(0)

 

筒だけR200SSを久しぶりに使ってみる

マップス彗星C/2026 A1 は大方の予想どおり太陽接近時に消滅してしまった。沖縄は最近天気が悪いので、もし大彗星になったら福岡あたりに見に行こうかとちょっと考えてみたが、飛行機を押さえておかなくてよかった。まあ彗星が凄くなってから飛行機取っても遅かったかもしれないけど。

今月中旬に明るくなりそうなパンスターズ彗星C/2025 R3 はそこそこ見えそうなので、今度こそ空のいい離島で撮影して、望遠鏡でも見ていたいと考えている。
最近短焦点反射を作っているのは元々は星雲星団撮影のためだったが、いつの間にか目的が変わってしまった。まあ使う機材は星雲星団も彗星も似たようなものなので、そのまま使えると思う。

先日組んでみた25cmF4鏡筒は巨大だし重すぎるので、離島に持っていくのは無理そうだ。船なら何とかなりそうだが、飛行機では無理。そこで飛行機に載せられそうな、20cmF4鏡筒を検討している。
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以前から手元にある20cmF4反射は、主鏡、主鏡セル、斜鏡、鏡筒、鏡筒バンドとすべて別々に入手したものだったと思う。だから主鏡の素性は不明だし、鏡筒は最初は笠井トレーディングのものだったが重かったので中古のビクセンR200SSのものを入手して交換した。

斜鏡スパイダーも最初は笠井トレーディングのものだったが、これもR200SSの中古のものに交換した。斜鏡は短径70mmとビクセンに合わせたが、笠井トレーディングのものだ。

ただし重量は7㎏ちょっとあるしスーツケースにぎりぎり入るかどうかという大きさ。いろいろ部品を外せばどうにかなりそうな気がしたが、いつも使っているスーツケースはあとちょっと(約1cm)のところで入らない。鏡筒を1cmカットするのも面倒というか、きれいに切れるかわからないのでやりたくない。

スーツケースに入るように分解できる鏡筒をかなり前に作ったが、あれも5㎏近くある。遮光や撮影時のブレを考えると、2㎏分の追加料金(JALで片道880円)を払ってもちゃんとした鏡筒の方がいいような気がする。

そんな感じのことを考えながら鏡筒を出してみたら昨夜は久しぶりに晴れたので、その鏡筒を使ってみた。
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月は普通に撮影できる。中心部はシャープだが、周辺部は強いコマ収差でボケるのは下の画像のとおり。コマコレクターは必須だ。
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笠井トレーディングの200mmF4鏡筒とビクセンのR200SSはスペックが同じなので部品は共通で使えそうだが、ビクセンの方が鏡筒が微妙に細く、笠井トレーディングの主鏡セルが収まりにくい。一度外すと主鏡セルを取り付けるのに苦労する。今回は取り付けに30分くらいかかった。
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直焦点のピント位置はまあまあいい感じだ。しかし2インチアイピースでは下の画像のように延長筒が必要。まあこれは直焦点撮影のために筒外焦点をカメラに合わせたのだろうから、仕方がない。

なお眼視でもコマ収差は目立つので、パラコアとかコマコレクターが必要。F4.5鏡筒とはだいぶ違う。
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一応木星も撮ってみた。主鏡口径200mmに対して斜鏡径が70mm。遮蔽率は35%にもなる。シュミカセも遮蔽率は30%を超えるはずなのでこれも大丈夫かと思ったが、シーイングも悪く木星の高度もやや低かったので、ひどい画像になった。光軸は合わせたつもりなのだが。
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眼視では木星はそこそこ見えたが、シャープではない。ズームアイピースの3mm側で266倍。模様は見えるが詳細不明というレベルだった。

まあ星雲星団撮影用鏡筒なので仕方がないか。短焦点だし斜鏡は大きいしスパイダーは極太だし。どれも惑星撮影には不利な条件だ。

次は撮影用のコマコレクターのテストをしなくてはならない。この鏡筒はコマコレクターなしでは撮影には使えないが、ビクセン純正のはとても高いので持ってないし、安い方は普通の接眼筒には付けられないと、いろいろ問題がある。だからテストするのは他社製のもの。次の晴天の夜に続く。

# by anettait | 2026-04-06 12:49 | 自作望遠鏡 | Comments(0)

 

2026年4月の満月

昨夜は満月だったので、自作30cm鏡筒で撮影してみた。雲はあったものの昨日までの冬のような天気が一転して晴れるのは、満月だからなのかと思ってしまう。

「満月の夜は良く晴れる」と昔から天文マニアの中では言われているが、本当にそうなのかはわからない。画像はクリックで拡大するので、ちゃんとまん丸な満月が見られる。

このブログの仕様でサムネイル画像が縦に伸びるのだが、どうにかしてほしい。
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フレーミングが悪かったので月が中心になく、そのためコマ収差なのか上がややピンボケになってしまった。だからステライメージでシャープフィルターを軽くかけて、ちょっとごまかしている。コントラストもちょっといじってある。
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撮影した鏡筒は上のものだが、望遠鏡の画像は数週間前に撮影したもの。この日は木星も撮影したが、風が強くてシーイングも悪くピントが合わなかった。一応撮影したぞということで載せておく。
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ヘリコイド接眼部は使いにくいので、どうにかしたい。ただしこれより軽い接眼部が手元にないので、いろいろ考え中。

# by anettait | 2026-04-03 10:37 | | Comments(0)