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9月30日の木星と火星(高度によるシーイングの差が激しい)

木星と火星は撮影はしているが、いろいろ忙しくて画像処理が追い付かない。
今回は9月30日分。まず木星。
9月30日の木星と火星(高度によるシーイングの差が激しい)_a0095470_21450214.jpg
9月後半のすごいシーイングには劣るけど、まあまあいい感じで割と細かい部分まで写った。眼視でもまあまあ。南中時刻に近いので、高度が高いのがよく写った原因だと思われる。

火星はまだ小さいが、黄雲が発生しているので撮影した。
9月30日の木星と火星(高度によるシーイングの差が激しい)_a0095470_21450447.jpg
高度が低いので、とてもシーイングが悪い。火星像は激しく揺れて、ピント合わせに苦労する。しかもADC(大気差補正プリズム)をどんなに調整しても色ずれが残り、うまくいかない。

とりあえず撮影したというレベルだが、黄雲が広がっているのはわかる。地表の模様が黄雲に隠されて、何が何だかわからない。12月の最接近までに砂嵐が落ち着いてくれるかどうか。

木星と火星は撮影時刻に1時間も差はないが、火星は気流の乱れがひどすぎる。これより前はもっとひどくて撮影してもひどい画像だった。

この差は高度差以外には考えられない。地上付近のエアコンの排熱か自動車の排熱の影響かと思われるが、最近夜は少し涼しくなっているのでエアコンはあまり付けてないんじゃないかと思うのだが・・・。みんな暑がりなのか?

もう少し涼しくなって低空の気流が良くなったら、これは「原因はエアコン説」が立証されたことになるかも。

# by anettait | 2022-10-03 21:58 | 惑星 | Comments(0)  

夏なので40cmトラベルドブソニアンを作る(32) 分割トラス棒を組み込む 

もう9月も終わりだが、最高気温は30度を超え、最低気温も26度くらいなのでまだまだ夏だな。今年はいつもより暑い、と毎年言っているような気がする。

さて、やっと分割式トラス棒が出来上がったので、組み込んでみた。
分割式トラス棒はとりあえず最初の計画通りに作ってみた。
夏なので40cmトラベルドブソニアンを作る(32) 分割トラス棒を組み込む _a0095470_19201151.jpg
上の画像では、分割式は銀色のアルミ製で取付済み。壁に立てかけてある黒い棒は、これまで使っていた直棒でネビュライト40の部品(中古品)。

軽量に出来たけど、細いので(直径16mm)やや強度に劣るような気がする。
いや途中でグラグラしている棒があるので、明らかに強度は劣る。

木星もこれまで以上に良く見えるように調整できたが、低空に向けるとピント位置が大きく狂うほど光軸がズレる。これはどこかがたわんでいるのか、ズレているのだろう。

でも50度くらいに向けると、光軸は再び元に戻る。本来なら原因をはっきりさせて修正するのだが、木星がちゃんと見えたので気分も良く、もうこれでいいかなとも思っている。低空を見る時に高倍率を使わなければいいのだから。
そこは余裕があれば直して、無理なら妥協しようと考えている。

さて次の問題は、これがちゃんとスーツケースに収まるか、だ。分解すれば入るように作ったつもりだが、発泡スチロールなどの主鏡用のクッションを入れると全部入るかどうかはわからない。

# by anettait | 2022-09-30 19:47 | トラベルドブソニアン | Comments(0)  

9月28日の木星

昨夜は誕生しそうな台風の影響か、風が強くなっていた。晴れてはいるが透明度は悪く、光害のひどい自宅では2等星が見えるかどうかの空。でも惑星なら大丈夫。

木星の高度は十分に上がっていたので、とりあえず撮影した。まあまあいい感じ。細かい模様も写っている。
9月28日の木星_a0095470_21200400.jpg
ここで撮影を終了する予定だったが、しばらくトラベルドブソニアンで遊んでいると火星の高度が上がってきたので、その前に木星をついでに撮影した。
9月28日の木星_a0095470_21200822.jpg
ほぼ南中だったので、おそらくこの日で最高の条件で撮影できた。東風だったので、スリットからの風に悩まされることもなかった。写りも十分満足できた。
画像をクリックすると拡大して見ることができる。

上の画像はノイズが目立つが、細かい模様を優先したためだ。ノイズを消そうとすると模様の詳細も消えてしまうので。
また、4000フレームの30%のみスタックした。50%くらいの方がノイズは目立たなくなるが、それだと詳細がぼやけてしまう。ということで今回はノイズが多い。

火星はまだ高度が低くて写りが悪かったが、詳細は次の記事で。

# by anettait | 2022-09-29 21:27 | 惑星 | Comments(0)  

今世紀最大の木星!

昨夜は木星が21世紀で最も地球に接近した日だそうだ。つまり木星の見かけの大きさが今世紀最大。実際の木星の大きさは変わらないんだけど。
もちろん望遠鏡で見ても大きさの違いはわからなかった。前回の衝の頃の木星の大きさは覚えていないし。

この夜は雲が流れていたが、そこそこ晴れていた。南中の頃に大赤斑が正面に来るし、いい感じで衛星のエウロパも木星に接近してくるし、これはgif動画用の画像を撮るしかないなと考えて撮影していた。
今世紀最大の木星!_a0095470_19095204.jpg
しかしエウロパが見えている頃にはシーイングはまあまあだが大きく乱れることもあっていい画像はなかなか撮れない。でも上の画像にはエウロパの模様も写っているので、まあ悪くはなかった。

ところが南中直前に雲が消える時間帯があって、かなりいい画像が撮れた。
今世紀最大の木星!_a0095470_19095708.jpg
しかし南中を過ぎたらドイツ式赤道儀の宿命、子午線越えによる鏡筒と赤道儀の干渉が起こる。しかも撮影前にハードディスクは150ギガ空いていたが、それがいっぱいになり、ノートパソコンのバッテリーもなくなって警告が出るし、ということで三重苦で撮影終了となった。
大赤斑も裏側に回る時間帯だったし、もういいかなと思った。

その後ACアダプターと外付けハードディスクを取りに行ったけど、それからは火星の撮影に移行した。昨夜は撮影しすぎて画像処理が終わってないので、火星の画像はまた次で。

# by anettait | 2022-09-27 19:24 | 惑星 | Comments(0)  

火星の黄雲(ダストストーム)をやっと撮影した

昨夜(日付は今日になっていた)、やっと火星の黄雲(ダストストーム)を撮影した。
最初に木星を撮影したらシーイングはとても良かったので期待したが、高度の低い火星はピント合わせすらできないほどグダグダだった。

高度が低いうちに撮影開始したのはいいけど、まともな画像にならなかった。仕方がないので、ある程度高度が上がる午前2時前まで雲の隙間から撮影を断続的に続けた。翌朝は仕事があったので、このあたりが限度だった。
火星の黄雲(ダストストーム)をやっと撮影した_a0095470_18181031.jpg
上の画像は最後に撮影したもの。この頃には高度40度くらいになっていたので、大気差による色ずれも大気差補正プリズムでかなり補正できた。

この火星は、いつも撮影している木星よりもかなり拡大して撮影している。木星の拡大レンズ(バーローレンズ)は2倍だが、火星には5倍を使った。

上の画像の黄雲の部分を白い線でおおまかに囲んだのが下の画像。右側の裏側の部分にもっと広がっているかは見てないのでわからない。上の画像と見比べてほしい。広い範囲に黄雲が出ている。約2か月後の最接近時にはどうなっているのか、模様が覆い隠されて見えなくなるんじゃないかと、とても気になる。まあ心配しても仕方がないが。
火星の黄雲(ダストストーム)をやっと撮影した_a0095470_18474157.jpg
昨夜は火星の高度が低いうちはまともにピントを結ばなかったので、黄雲は判別できなかった。大気差の色ずれはプリズムで補正できないほどひどく、地上の熱の影響なのかシーイングは天頂に比べてひどく悪い。もう夏も終わるので、低空の撮影は無理そうだ。

明け方早く起きて、高度が高くなったところを撮影した方がいいのかも。火星の自転とのタイミングも気にしないといけないけど。
火星の黄雲(ダストストーム)をやっと撮影した_a0095470_18182211.jpg
ついでにこの夜の木星の画像も載せる。これは火星の前に撮影したもの。南中直前のタイミングだ。これだけ細かい模様が写るのだから、天頂付近のシーイングはかなり良かったはずだ。しかし低空はグダグダだった。こんなに違うんだと驚いてしまった。
まあ風も強かったし雲も多いし涼しかったので、天頂付近だけシーイングが良かったのかもしれない。

# by anettait | 2022-09-25 18:51 | 惑星 | Comments(0)