オメガ星団
なんと極軸パターンが南天専用らしく、極軸をうまく合わせられない。適当に合わせてみたが、60秒を超えた露出では流れてしまう。しかも風が強くて、撮影画像は毎回違う方向に流れている。雲も多い。おかげで30秒露出がやっとだった。
南に低いオメガ星団を撮影する時は、車が風をガードしてくれたので、思ったよりぶれなかった。これは30秒露出の2枚コンポジット。本当のオメガ星団はもっと周辺まで広がっているような気もするが、私にとってはこのくらい撮影できれば十分。眼視ではここまで細かい星に分離しなかった。シーイングは悪い。
簡単にこんな画像が撮影できるなんて、本当にいい時代になったものだ。デジカメが実用になるまでは、天体写真なんて名人の技だったのに。特に直焦点撮影は難易度が高かった。これはISO1600だが、ISO6400が実用になったら、もっと簡単に撮影できるにちがいない。
そうそう、構図が少し右上寄りになってしまったため、この画像は左側と下側5分の1を切り捨ててある。つまりトリミングした。1000mm直焦点ではオメガ星団はもう少し小さく写る。でも最初に撮影した時、あまりの大きさに驚いてしまった。
by anettait | 2009-04-19 20:59 | 星 | Comments(0)