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自作40cmニュートンの接眼部を交換して火星を撮影する

自作40cmニュートンで火星をRGB撮影するようになってから、接眼部の傾きが気になっていた。
どうもフィルターターレットの重さに耐えきれずガタが出てきているような感じだ。

元々は安いクレイフォード接眼部だが、国際光器で買ったモーターフォーカサーが付くのがこれしかなかったために今まで使っていた。他の接眼部では、モーターフォーカサーをつける取付金具が合わないのだ。

しかしガタが出たのでは仕方がない。モーターでのピント合わせもぴったりに止めるのは難易度が高いので、いっそのこと手動に交換することにした。
ニュートン用接眼部は60cmを作るためにいろいろ集めたが、やはり手元にある中で一番いい英国オライオン社のもの(60cmに使用中)を使うことにした。
自作40cmニュートンの接眼部を交換して火星を撮影する_a0095470_13123778.jpg
上の画像の左側がこれまでのモーター付。左がオライオン製。かなりしっかりしているので、フィルターターレットくらいでは問題ないはず。

交換を始めたのが夕方だったので、調整が終わるまでには火星の高度は高くなっていた。だから急いで撮影した。
自作40cmニュートンの接眼部を交換して火星を撮影する_a0095470_13122987.jpg
この日は風がかなり強く、火星はまるで餅のように上下左右に伸びて写る。しかも雲の間を縫って撮影するので、RGBを連続して撮影するのはかなり難しかった。上のはカラーカメラで撮影したもの。
自作40cmニュートンの接眼部を交換して火星を撮影する_a0095470_13123314.jpg
1時間程度撮影したが、大きな雲が連続して押し寄せてきたので撮影終了。まあ交換はだいたいうまくいった。光軸の追い込みがちょっと甘いかな。


by anettait | 2020-10-20 13:17 | 惑星 | Comments(0)  

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