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40cmニュートンで木星を撮影してみる

ドームの鏡筒を35cmシュミカセから40cmニュートンに載せ替えた。
土星の衝を迎えるにあたり、少しでも光量が欲しいことと、気流の悪さはシュミカセ特有の筒内気流によるものではないかと疑ったためだ。

いつものようにひとりでシュミカセは降ろせたが、40cmニュートンをひとりで赤道儀に載せられる気がしなかった。途中まではやってみたが、やはり危険を感じたので助手1号を呼んでふたりで載せた。
40cmニュートンで木星を撮影してみる_a0095470_23432618.jpg
そういえば前回ニュートン鏡筒を載せたのは4,5年前だったような気がする。5年では筋力も低下しているだろうし、いったいどうやってひとりで載せていたか、思い出せなかった。この鏡筒、主鏡抜きでも35cmシュミカセよりずっと重い。

天気もいいので木星を撮影してみた。明日からは梅雨が戻ってくるらしいし。
40cmニュートンで木星を撮影してみる_a0095470_23433251.jpg
まあまあの写りだ。風が強いので鏡筒が揺れて像を悪くしている。気流はあまり良くなかったが、これまで感じていたほど悪い気流ではなかった。ということは、やはりシュミカセの筒内気流が原因だったのか。しかし動画を見ると波のような気流の乱れはある。
鏡筒を2本並べて検証できるとはっきりするのだが、赤道儀的に2本同時は無理だ。ニュートン鏡筒を降ろすのも面倒なので、今年中はこれでいくと思う。


by anettait | 2017-06-11 23:49 | 惑星 | Comments(0)  

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