亜熱帯天文台ホームページ終了のお知らせ(ブログは続きます)

長年放置状態だった本家の「亜熱帯天文台ホームページ」ですが、プロバイダのサービス終了に伴い、10月末で閉鎖になります。※ブログは続きます。
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2007年に更新が楽なブログに軸足を移したこともあり、画像は2008年あたりから更新してなくて、まさに放置状態。しばらくは掲示板としての役目だけは続いていましたが、それもすでに過去の話。

2003年の火星大接近での画像公開を目指して開始したホームページだけに、来年またやってくる2018年火星大接近まで続かなかったのは心残りですが、続いても更新したかどうか怪しいもんです、私の性格からすると。

今回、更新パスワードを奇跡的に思い出したのでトップページのみ更新しましたが、youtubeのパスワードも忘れてしまって亜熱帯天文台動画サイトが更新できないし、そういえば画像倉庫のサイトも持っているけど放置状態。やれやれ。

ということで、ホームページを新たに作っても放置状態になるのは目に見えているし、当分はこのブログのみになるはずです。
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画像はまだ新品だった頃のドーム。たぶん14年前くらい。
一番上の「亜熱帯天文台」の看板は、win98かMEに付属のペイントで書いたものだったはず。元の絵はたぶんずっと前に故障したパソコンの中。


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# by anettait | 2017-10-16 23:27 | その他 | Comments(0)  

ユニバーサル接眼部の試作(2)

あらゆる方向に向く接眼部のアイデアはかなり前からあって、12,3年前、沖縄星観の会のH氏から観望会用のオレンジC8シュミカセを譲っていただいた時、それがシュミカセに付属していた。

それはネジ込み式のビクセン製天頂プリズムを2個組み合わせたもので、天頂プリズムの向きを変えることであらゆる方向に向くというものだった。望遠鏡本体からアイピースが少し離れるので覗きやすくなるし、高さも多少変更できる。実に観望会向きだ。シュミカセの長大なバックフォーカスを利用したH氏のアイデアに、なるほどと思ったものだ。

しかし今回はそれでは長さが足りない。それに当時のプリズムは双眼望遠鏡の試作(挫折した)時に外してどこかにいってしまった。今回は目指せワンダーアイだ。

10月の3連休は久しぶりの3連休だったが、どこにも行かずに試作に明け暮れていた。おかげでどうにか形になった。

さて実際に組み上げてみると、かなり重くなってしまった。2インチ天頂ミラーだけでも重いが、金属製のminiBORGの部品を多用したため、重くなるのは必然だった。丈夫なので光軸ずれの心配はない。
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少しでもモーメントを減らそうと、上の画像のように部品を変えて少し短くしてみたりもしたが、あまり効果はなかった。

試しにNinja320につけてみたら、ちゃんとピントは出た。ただし色収差が出る。レンズがアクロマートだからなのか、アイピースとの相性もあるのかもしれない。月の周辺に黄色がにじむ。
接眼部の向きを変えることで車いすで観る場合、高さ調節になる。ニュートン反射の場合、天頂以外は鏡筒の下に車いすの足の部分を入れることができるので、けっこう使えそう。
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もちろんドブソニアンでこの接眼部は非常に使いにくいので、自動導入は必須だ。自動導入ドブソニアンなら口径も大きいし、各部の固定もしっかりしているので十分実用になると思う。

ただし今回の試作品は重量があるので、接眼部の固定が緩んで勝手に下がってくることがあった。もっと軽くするか、確実に固定する方法を考えねばなるまい。
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25cmシュミカセにも取り付けてみた。いろいろな方向に接眼部を向けることができるが、問題はやはり勝手に下がってしまうことだった。重量を何とかせねば。

ドイツ式赤道儀だと西と東の空では鏡筒を入れ替えなくてはならず、長すぎる接眼部は邪魔だが、ミードのLX200シリーズのような経緯台なら使いやすそうな気がする。

確かシュミカセ専用のねじ込み式天頂プリズムがあったはずで、あれなら強力に固定できるので重さによる勝手な回転を防止できそうな気がする。手元にはないので推測だが。

とそこまで考えて、LX200でもやはり天頂が死角になりそうなことがわかった。フォーク式経緯台の場合、天頂では接眼部は真下に向き、今回の試作品は水平方向に向くことになり、高さが変えられなくなり覗きにくい。

また、ねじ込み式天頂プリズムはシュミカセにしか使えず、屈折や自動導入ドブソニアンでは解決にならない。やはり軽量化が必要なようだ。

ということで、今度は軽量化に取り組むことになる。ぐんま天文台のサイトにあるように、10分でできる組み立て式天体望遠鏡を使うことにした。家の中に2,3個あるはずだ。続く。


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# by anettait | 2017-10-09 23:32 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

ユニバーサル接眼部の試作(1)

先日、病院の中にある特別支援学校で観望会をする機会があった。2年前から年に1回頼まれているのだが、去年は台風で中止、今年は雲が多いもののなんとか月を見せることができた。今回の話題は、非常に気になるというか、申し訳ないことがあったのでその解決のための試作である。

今回、車いすの子が数名参加したのだが、シュミカセの接眼部にぎりぎり届かなくて、土星を直接見ることが出来なかったのだ。結局デジカメをアイピースに当ててモニターで土星を見てもらったのだが、きっと直接見たかったに違いない。申し訳ないことをした。

三脚に載せた望遠鏡を覗く場合、車いすだと望遠鏡のすぐ近くに体を寄せることが難しいので、アイピースが望遠鏡からある程度離すことが出来た方が対応しやすい。
また、車椅子から体を起こすことができない場合もあるので、接眼部の高さをある程度上下できないと対応できない。今回はそのふたつが出来なかったのだ。

大きな天文台によくある三鷹光器の「ワンダーアイ」があれば解決するが、あれは大きく重く、しかも高価なので移動できる望遠鏡に使うのは現実的でない。

観望会後、ワンダーアイと同じ機能を持つものを自作したという記事を数年前に見たことを思い出した。確かJAPOS(日本公開天文台協会)の資料で読んだ気がしたが、ネットで探してみたら天文教育普及協会の資料が見つかった。また、ぐんま天文台のウェブサイトにもあった。どちらもぐんま天文台の研究者によるものだった。素晴らしい研究成果を公開していることに感謝しつつ、さっそく自作してみることにした。

なお、ぐんま天文台では「ユニバーサル天体望遠鏡」という名前だが、私の作るのは接眼部だけで、また、数種類の望遠鏡に対応する予定なので、ここではユニバーサル接眼部と呼ぶことにする。

自宅には記事にあるものと同じBORGの、EDレンズではないアクロマート50mmが2個あったのでそれを使うことにした。

頭の中で設計図を書いたら、他の部品もBORGのリング類で作れそうな気がした。必要な部品のスペック等を書き出してみたら、すべて手持ちの部品で出来ることがわかった。
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ただし部品の捜索に数日かかった。BORGのリング類は、あれに使ったりこれに使ったりと、家のあちこちに散乱しているのだ。

とりあえず見つかった部品を組み上げ、10cm屈折でピントの出ることを確認した。対物レンズ同士の接続をどうするか、少し悩んだ。上の画像ではまだ接続していないが、手持ちでピントを確認した。ネットで対物レンズ用の接続リングを1個注文したが、届く頃にはそれがいらない構成を思いついていた。今回新たに買ったのはそれだけだったが、無駄な出費だったな。



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# by anettait | 2017-10-09 22:16 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

旅ドブをまたも作り直す(6)旅行用経緯台に載せてみる

鏡筒もそろそろまとまってきたので、旅行用の架台に載せてみた。
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これは数年前に中古で入手した、笠井トレーディングのAYOトラベラー経緯台だ。
名前からして旅行用。軽い割りにそこそこの重量まで耐える。ただしバランス合わせは重要。この大きさ重さになると、バランスウェイトが必要かも。

鏡筒の取り付け規格はビクセンのアリミゾ互換だが、取り付け方にクセがある。
一方からアリミゾを流して(すべらせて?)入れるタイプなので、アリミゾの裏にネジが少しでも出ていると入らない点は要注意だ。

中国製の鏡筒によく付いている黒いアリガタのバーは、裏にネジの頭が出ていることが多い。あれでは使えない。私は鏡筒の内側からM4ネジで黒いアリガタを固定する方法を取った。アリガタには4箇所、M4のネジ穴が切られているので、その方法がいいと思う。

今回フリーストップの経緯台に載せたので、ドブを名乗っても問題あるまい。
斜鏡がF4にしては小さいとか、鏡筒をもう1cm縮めるべきではないかとか、遮光とかいろいろやることはあるが、他に作りたいものがあるので、それはそのうちに。このままでも旅行に持っていけるレベルまでは出来たし。


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# by anettait | 2017-10-08 23:15 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

久しぶりに目立つプロミネンス出現

天気がいいので太陽を撮影してみたら、久しぶりに目立つプロミネンスが出ていた。
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眼視では詳細がわかったが、撮影したら画像が赤につぶれてしまった。
太陽面はまた何もない状態に戻っている。


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# by anettait | 2017-10-08 14:23 | 太陽 | Comments(0)